飼い主さんのマナーについて

放し飼いはやめましょう!

犬の放し飼いはやめましょう!

猫は室内飼いに努めましょう!

所有者明示をしましょう!

次のグラフは、令和4年度に所有者不明(迷子・保護)であにまあるに収容された犬猫のうち、所有者明示により飼い主のもとに戻ることができたかどうかの頭数を表しています。

犬は29頭中2頭のみ、装着されたマイクロチップの情報から飼い主に返還することができました。猫は、72頭全て、飼い主を特定することができませんでした。
※首輪はついていても、情報等の記載がないものも多くあります。

その後飼い主からの連絡により返還できた犬猫もいますが、これらのほとんどは、首輪やマイクロチップ等から飼い主の情報が分かれば、あにまあるに収容されることなく又は収容後直ぐに飼い主の元に戻ることができた犬猫です。

所有者明示の例

特に猫では、装着しているだけで、野良猫と区別することができます。
さらに、首輪に飼い主の氏名や連絡先を記載しておくことで、迷子になった時に元に戻ってくる確率が高くなります。
最近では、飼い主の情報やGPS機能が入ったIDタグ等を首輪につけている飼い主もいます。

ペットや飼い主の情報が記載された札を首輪などに装着します。市販、手作りなど、様々なものがあるので、お好みのものを選ぶ楽しみもあります。

体内に埋め込んだチップを専用の機械で読み込むと、その個体特有の番号が表示され、あらかじめ登録してあるデータベースから、飼い主と紐付けることができるようになります。

令和4年6月1日から、法律が改正され、マイクロチップの装着及び登録について規定されました。詳しくはこちら

首輪

迷子札

マイクロチップ

避妊・去勢手術をしましょう!

近年社会問題にもなっている多頭飼育崩壊。頭数に関係なく、飼い主の管理できる頭数を超えて犬や猫の数を増やしてしまい、適正飼養ができなくなった状態のことを多頭飼育崩壊といい、ニュースになるような大規模なものではないですが、川市でも年間数件は発生しています。始まりは1頭でも、避妊・去勢をしなかったことにより、後々大きな問題へとつながる可能性もあります。詳しくは下記に添付している資料「多頭飼育の崩壊」(出典:環境省「もっと飼いたい?」冊子をご覧ください。 そんな避妊・去勢にまつわるクイズに挑戦してみてください。

80頭以上 に増えてしまいます。
(解説)
 猫は1年に2~4回出産し、1度の出産で4~6頭の子供を産みます。また、生後6ヶ月頃には、繁殖可能になります。(出典:環境省「もっと飼いたい?」冊子)

・望まない妊娠を避けられる。
・性別特有の病気を予防できる。
 例:精巣腫瘍、前立腺肥大、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニア、子宮蓄膿症、卵巣腫瘍、乳腺腫瘍等
・発情がなくなる。
・マウンティング行動の減少(オス)
・マーキング行動の減少(オス)

・太りやすくなる。
・繁殖ができなくなる。
・手術(全身麻酔)によるリスクがある。

 避妊・去勢手術を行うことで得られるメリットは多く、デメリットは少ないです。

 1頭飼いだから、室内飼いだから大丈夫、ではない

 何かの拍子に脱走した際に、外で交尾してしまうかもしれません。
 繁殖を計画していないのであれば、避妊去勢手術をしましょう!

糞尿の後始末をしましょう!

この写真を見てどう思いますか・・・

みんなが気持ちよく暮らすために、次のマナーを守りましょう!

糞尿に関するマナー

旭川市動物愛護及び管理に関する条例でも、

「動物のふん尿、毛、羽毛等の汚物を適正に処理し、飼養施設及びその周辺、道路等の公共の場所並びに他人の土地、建物等を汚染しないようにすること。」

とあります。飼い主が遵守すべき事項をしっかりと守って、人も動物も快適に過ごせる街を目指しましょう。